血液をサラサラにする食材とは?食べ物と飲み物で血流を改善!|血行と血流を良くする食べ物やサプリ

血液は、人間の生命活動の源となるものです。

その血液の循環を良好に維持すること──すなわち、血液をサラサラにすることは、健康的な生活を送る上で必要不可欠な要素と言えます。

血液をサラサラにするために必要なものは、適度な運動と、バランスの良い食事です。

この記事では、後者の「食事」に焦点をあて、「血流を改善するために効果的な食べ物や飲み物」について、詳しくお話しをしたいと思います。

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血液がドロドロになる原因とは?

まずはじめに、血液がドロドロな状態となる原因について触れておきたいと思います。

血液は、健康な人であれば、誰もがサラサラな状態です。
しかし、後述するような要因により血中のコレステロール中性脂肪の量が増加すると、血液はドロドロな状態となり、「血行不良」に至ります。
このような血液の状態を、高脂血症(こうしけっしょう)と呼びます。

高脂血症を発症する主な原因は、暴飲暴食をはじめとする「食生活の乱れ」です。
コレステロール、脂肪、糖分を多く含む食品を大量に摂取する食生活が、その典型例です。

また、暴飲暴食をしていないという人でも、運動不足などにより消費カロリーが低い人は、要注意です。
1日の摂取カロリーが1日の消費カロリーを上回る状態が長期間続けば、その過剰なカロリーは脂肪分となって体内に蓄えられ、高脂血症を引き起こす要因となります。

そのほかの高脂血症の発症リスクとしては、水分不足が挙げられます。
特に夏場は、慢性的な水分不足に陥りやすいため、こまめに水分を摂取することが大切です。

血液がドロドロになると発症しやすい病気・障害とは

血液がドロドロ──すなわち高脂血症の状態にあるときに罹患しやすい、代表的な病気および障害は、次の通りです。

  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞

いずれも、命に関わる重篤な症状を引き起こしかねない疾患です。
健康診断や病院での検査により「高脂血症」と診断された経験のある方は、医師の指導のもと、薬物療法・運動療法・食事療法に取り組む必要があります。

血液をサラサラにする食べ物や飲み物について

前述の通り、血液をサラサラにする・血流を良くするためには、「食事」に気を配る必要があります。
暴飲暴食を避けるとともに、脂肪分・糖分を多く含む食品の摂取を控えることが大切です。

また、以下に紹介するような食材を摂取することも、高脂血症の症状改善に有効とされます。
これらは、「血液をサラサラにする食べ物や飲み物」として、様々な研究者が注目している食材です。

青魚(青背魚)

私たちがふだん摂取する脂肪は、大別して飽和脂肪酸不飽和脂肪酸の二種類に分けられます。
このうち、高脂血症の要因とされる脂肪は、飽和脂肪酸です。
その逆に、不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果があるとされます。

つまり、飽和脂肪酸の摂取を減らし、不飽和脂肪酸を積極的に摂取するようにすれば、高脂血症の改善効果が期待できるわけです。

不飽和脂肪酸を豊富に含む代表的な食べ物は、いわし、さば、さんまなどの青魚(青背魚)です。
青魚には、不飽和脂肪酸の一つであるEPADHAといった栄養素が豊富に含まれています。
以下に、このEPAとDHAについての専門家の解説を引用しましょう。

EPAには体内の悪玉コレステロールや中性脂肪の低下、血流を良くすることによる血液凝固(血栓)などの働きがあります。この効果により脳卒中や心筋梗塞になりにくくし、さらに悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすことで高脂血症・動脈硬化も防いでくれます。

EPA(エイコサペンタエン酸) – 総合南東北病院 広報誌南東北

DHAは血中の中性脂質と低脂肪リポタンパクコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させ動脈硬化を予防する作用があります。特に水産物の不飽和脂肪酸にDHAが多く含まれているため、これがコレステロールを調節し動脈硬化を防ぐ役割を果たしております。

DHA 青背の大衆魚に多い – 北海道心臓協会

なお、悪玉コレステロールや中性脂肪の増加要因となる飽和脂肪酸は、牛肉、豚肉、鶏肉、乳製品などに多く含まれています。
高脂血症、もしくはその予備軍である方は、こうした食品を控え、代わりに魚類にて脂肪分を摂取することが推奨されます。

食物繊維

食物繊維には、悪玉コレステロールの吸収を抑制する働きがあるとされます。
食物繊維は、野菜類や豆類、根菜類、海藻類などに豊富に含まれています。
前述の「飽和脂肪酸を多く含む食べ物」を口にする際には、「食物繊維を多く含む食べ物」も、併せて摂取することが望ましいでしょう。

食物繊維は、小腸でのコレステロール吸収を抑えるといわれています

コレステロールと内臓脂肪「食と運動で動脈硬化を予防」 – NHK きょうの健康

抗酸化食品

血液がドロドロな状態となる主な原因の一つは、悪玉コレステロールの「酸化」です。
悪玉コレステロールは、酸化することで血管壁に付着し、血流を妨げる要因となります。

その酸化作用を抑える働きを持つ栄養素に、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン(βカロテン)があります。
これらの栄養素を豊富に含む食材は、「抗酸化食品」と呼ばれます。

以下に、私たちの身近にある代表的な抗酸化食品をご紹介しましょう。
これらの食材を積極的に摂取することで、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血流・血行の改善が期待できます。

ビタミンC・・・赤ピーマン、菜の花、ブロッコリー、キウイ、いちご
ビタミンE・・・かぼちゃ、モロヘイヤ、ほうれん草、アスパラガス、キウイ
βカロチン・・・かぼちゃ、人参、モロヘイヤ、ほうれん草、春菊、小松菜

血液サラサラに効果的なもの – メディカルフィットネスあおがき

これらの栄養素を食べ物や飲み物で十分に摂取することが難しい場合は、上述の栄養素がすべて含まれている、次のようなサプリメントを利用すると便利でしょう。

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒

納豆

近年、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素が注目を集めています。
ナットウキナーゼには、「血栓」を溶かし、血液をサラサラにする働きがあるとされるからです。

血栓とは、血管内の傷を修復するための「かさぶた」のようなものです。
この血栓は通常、血管内の傷が修復されれば、自然と剥がれ落ちます。

剥がれ落ちた血栓は、血液がサラサラの状態であれば、血流によって溶かされていきます。
しかし、血液がドロドロの状態の場合、血栓は溶けず、血管内に溜まってしまいます。
このような症状は血栓症と呼ばれ、心筋梗塞脳梗塞などの病気を引き起こす大きな要因の一つです。

前述のように、ナットウキナーゼは、この血栓を溶かす作用を持った酵素です。
1日1パックを目安に納豆を食べることで、血流の改善効果を期待できると言われています。

ポリフェノール含有飲料

フランスでは、周辺国と比べて、「心疾患による死亡率が著しく低い」というデータがあります。
この現象はフレンチ・パラドックスと呼ばれ、長らく医療関係者たちの研究対象となっていました。

近年では、この現象の背景に、フランス人が日常的に摂取する「赤ワイン」があると言われています。
赤ワインの成分の一つ、「ポリフェノール」に、前述の抗酸化食品と同じような、悪玉コレステロールの酸化を抑制する効果が発見されたためです。

赤ワインの他にも、以下のような飲み物に、ポリフェノールは多く含まれています。
こうした飲み物を日常的に摂取することは、非常にお手軽な「血液をサラサラにする方法」の一つと言えるでしょう。

  • ココア
  • コーヒー
  • お茶(緑茶、紅茶)
  • トマトジュース
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