はちみつが秘める健康への効果効能とは|蜂蜜の栄養成分は喉やお肌に良いって本当?

蜂蜜(はちみつ)と言えば、子供から大人まで、幅広い層に馴染みのある食べ物です。

独特の優しい風味もさることながら、「健康に良い」というイメージから、積極的に食べている人も多いのではないでしょうか。

実際、はちみつには、様々な栄養素が含まれており、さらに抗酸化作用殺菌作用にも優れていることがわかっています。

この記事では、そのような「はちみつが持つ、健康への効果効能」について、詳しくお話しをしたいと思います。
また、最新の研究で明らかになった、はちみつの特性についても後述します。

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はちみつの成分とは?はちみつが含む様々な栄養素について

まずはじめに、はちみつに含まれる各種成分について、お話しをしましょう。

はちみつの主成分は、水分・ブドウ糖・果糖・ショ糖です。
さらに、微量成分として、次のような栄養素を含みます。

はちみつ100g中に含まれる栄養成分表
  • ナトリウム……6mg
  • カリウム……18mg
  • カルシウム……1mg
  • マグネシウム……1mg
  • リン……4mg
  • 鉄……1mg
  • 亜鉛……1mg
  • 銅……0.05mg
  • クロム……1μg
  • ビタミンB2……0.01mg
  • ナイアシン……0.1mg
  • 葉酸……1μg
  • パントテン酸……0.05mg
  • ビオチン……0.5μg

はちみつが秘める健康への効果効能について

はちみつは、様々な健康への効果効能を有することで知られています。
その中でも代表的なものを、以下にピックアップしたいと思います

1.殺菌・消炎作用

はちみつには、殺菌・消炎作用が認められており、炎症による喉の痛みを鎮める効果があるとされます。
この件については、後ほど詳しく触れたいと思います。

2.ダイエット効果

はちみつと砂糖を比べると、はちみつのほうが甘みが強く、かつ、カロリーが低いという特徴があります。
そのため、ダイエットの際に、「どうしても甘いものが欲しい」となった時は、砂糖ではなくはちみつを食べれば、低カロリーで満足感を得やすくなります。

3.腸内環境を整える効果

はちみつには、腸内環境を整える作用のある「オリゴ糖」が含まれています。
そのため、はちみつの摂取は、便秘や下痢といった、腸の問題を改善する効果が期待できます。

オリゴ糖:
ビフィズス菌などの善玉菌と呼ばれる腸内細菌の栄養源となってそれらを増やす効果があり、特定保健用食品として認められています。

eヘルスネット – 厚生労働省

4.抗酸化作用

はちみつは「抗酸化作用」があることで知られており、老化予防、いわゆる「アンチエイジング」に効果的な食べ物と言われています。
日々の食事の中で、砂糖の代わりにはちみつを用いるなどすれば、お肌の調子も改善するかもしれません。

はちみつの効果効能を最大限に引き出す「大根あめ」とは

上記の「はちみつの効果効能」は古くから知られており、昔の人は、この「はちみつの力」を、生活の中に上手に取り入れてきました。
その代表的な例が、民間療法の一つである大根あめ(蜂蜜大根)です。
大根あめは、「風邪をひいて喉が痛い・イガイガする・咳がひどい」などの症状改善に効果的な食べ物とされます。

作り方は非常に簡単です。
はちみつを1カップほど用意し、その中に1センチ角に切った大根を入れて、冷蔵庫の中で2,3時間ほど寝かせておくだけ。
はちみつの中に、大根に含まれるビタミンCなどの栄養素や、ジアスターゼなどの酵素が溶け込み、前述の症状を鎮める作用が発揮されます。

次のサイトでは、この大根あめのレシピが詳しく掲載されています。

参考:
手作り健康料理 – JA東京健康管理センター

抗生物質を上回る殺菌効果?はちみつの感染症に対する効能とは

2008年9月、米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会にて発表された、カナダ・オタワ大学の研究によると・・・
はちみつは高い殺菌効果を持ち、ある種の耳鼻咽喉系の感染症に対しては、抗生物質(抗生剤)よりも効果的な可能性がある──とのことです。

実験の結果、一般的なハチミツが副鼻腔感染症を引き起こす細菌を殺し、さらに大半の場合において抗生物質よりも効果があることが判明した。

ハチミツに高い殺菌効果、抗生物質に代わる可能性も カナダ研究

ただし、この強力な殺菌効果は、すべてのはちみつに共通するものではないようです。
この研究で殺菌効果が確認されたのは、ニュージーランド産のマヌカハニーとイエメン産のシドルという木から取れるハチミツです。
カナダ産のクローバーやそばの実のハチミツでは、前述の殺菌効果は確認できなかったとのことです。

もう一つ、はちみつの感染症に対する効果効能について調査した研究をご紹介しましょう。

2007年12月3日に、米ペンシルベニア州立大の研究チームが発表した論文では、上気道感染症に対して、はちみつが市販の咳止め薬よりも効果的である可能性について述べています。

夜中の子どものせきを鎮めるには、スプーン1杯の「そばはちみつ」が市販のせき止め薬より効果的との研究結果が明らかになった。

子どものせき、市販薬よりはちみつが効果ある可能性=米研究

今後、はちみつの感染症に対する効果効能の研究がさらに進めば、耳鼻咽喉科の処方箋として、はちみつが当たり前のように出される日がやってくるかもしれません。

子供に、はちみつをいつから与えていいか、知っていますか?

これまで述べてきたように、はちみつには様々な健康上の効果効能があるため、子供にもおすすめの食べ物なのですが・・・
実は、はちみつは「小さな子供には食べさせてはいけない」という決まりがあります。

では、はちみつはいつから与えて良いのでしょうか?

その答えは、「1歳を過ぎてから」です。
はちみつを「1歳未満の赤ちゃん」に与えることは、極力避けなければいけません。

これは、熱加工処理を行っていない生はちみつには、土壌細菌である「ボツリヌス菌」が混入することがあるためです。
1歳以上の年齢であれば何の害もありませんが、腸内環境が整っていない赤ちゃんの場合、ボツリヌス菌が腸内で繁殖してしまう恐れがあるのです。
こうした状態は、「乳児ボツリヌス症」と呼ばれ、次のような症状を引き起こすことで知られています。

便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。

ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから – 厚生労働省

はちみつQ&A

はちみつは何種類あるの?

はちみつは、「花の数だけ種類がある」とも言われています。
アカシアやレンゲのはちみつが、比較的ポピュラーと言えるでしょう。
そのほかにも、ミカン・リンゴ・ソバ・サクラ・ナタネなどが、日本においては生産量が多いようです。

はちみつの保存方法は?

パッケージやラベルに特別な記載がない場合、はちみつは冷暗所での常温保存が原則です。
冷蔵庫などに保存すると結晶化してしまい、中身を取り出しにくくなります。

はちみつの賞味期限はどれくらい?

はちみつが食品として販売されている場合、パッケージやラベルに賞味期限が記載されています。
充てん時から3年以内としているメーカーが多いでしょう。
しかし実際には、はちみつは殺菌力が強く、糖度も高いという特徴があるため、雑菌が繁殖しにくく、古いものでも問題なく食べられるケースが多いとされます。

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