記憶力がない!記憶力が悪い人が試すべき2つの記憶術|記憶力を上げる、鍛える!記憶力をアップさせる訓練方法

記憶力が悪い・・・

それは、現代社会に生きる上で、非常に大きなディス・アドバンテージです。
学校での勉強においても、会社での仕事においても、「記憶力の良し悪し」は、その結果を大きく左右します。

この「記憶力の良し悪し」を、「先天的な能力」と捉えている人も多いでしょう。
確かに、特別な努力や訓練を行わなくても、記憶力に優れている──そのような人は、少なからず存在します。

しかし、記憶力は決して、「鍛えることができない能力」ではありません。
さらに、記憶力は「テクニック」によって、その能力不足を補うことも可能です。

この記事では、そうした「記憶力の不足」を補うテクニックや、「記憶力を上げる方法・鍛える方法」などについて、詳しく解説をしていきたいと思います。

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記憶術の定番、「ローマン・ルーム法」とは

「記憶力が悪い」という問題への、最も手っ取り早い対処法の一つとして、「記憶術を習得すること」が挙げられます。

私たちに最も身近な記憶術と言えば、「語呂合わせ」でしょう。
テスト勉強の際、お世話になった人も多いはずです。

しかし、語呂合わせは使えるシーンが非常に限られている、汎用性に乏しい記憶術です。
よってこの記事では、もっと汎用的に使える、定番の記憶術をご紹介したいと思います。

その記憶術とは・・・
ローマン・ルーム(Roman Room)法と呼ばれるテクニックです(定位法とも呼ばれます)。

ローマン・ルーム法のやり方は、いたってシンプルです。
自分が良く見知った部屋を思い浮かべ、部屋の中にある家具や置物、ドアや壁などに「覚えたい事柄」を関連づけていくだけです。
「良く見知った部屋」であれば、自宅の居間でも、ベッドルームでも、書斎でも、あるいは会社のオフィスでも、どんな場所でも構いません。

「あの場所に行くと、決まってあの記憶が蘇る」

誰もが経験するであろうこの現象は、その場所や空間に、記憶が強固に関連づけられているために起こる現象です。
ローマン・ルーム法は、この現象を記憶術に応用したテクニックと言えます。

記憶力を上げる!ローマン・ルーム法の実践例について

例として、これからスーパーに買い物に行くことを想定し、購入予定の商品をローマン・ルーム法にて記憶してみましょう。

まずはじめに・・・
あなたが、「買い物から帰ってきた際に、買い物袋の中身を広げる場所」を思い浮かべてください。

台所、食卓、床の上・・・
購入した品々を広げる場所は人によって様々でしょうが、ここでは仮に「食卓」としておきましょう。

次に、その食卓に「これから買い物に行って購入する品々」を配置するイメージをします。
食料、飲料、日用品・・・
いつものように、買い物袋から商品を取り出すイメージを持って、食卓の上に並べていきます。
乱雑に配置するのではなく、きちんと分類し、食卓の上に並べてください。

この配置作業は、「視覚」だけではなく、「触覚」も使って行います。
つまり、商品の手触りを意識しつつ、一つ一つ手で持ち上げ、食卓に配置するイメージをします。
特徴的な香りを持つ食品などは、「匂い」もイメージすると良いでしょう。

最後に、「これから購入する品々が並べられた食卓」を一歩退いて眺め、「一枚の絵」として脳裡に焼き付けます。
買い物に出かけてお店に到着した際は、この「食卓の絵」を思い浮かべることで、買い物メモの代わりにできる──というわけです。

良く見知った物。
習慣的な行為。
覚えたい事柄。

これら3つを関連づけ、記憶として定着させるテクニックが、ローマン・ルーム法です。

ローマン・ルーム法を日常的に用いていると、次第に「イメージ力」のアップを実感できるようになるはずです。
イメージ力は、瞬間的な記憶や記憶の定着に、密接に関係する能力です。
この能力を十分に鍛えることができれば、記憶力の大きな改善が期待できます。

「自分は記憶力がない」
「最近、記憶力の低下を感じる」

そんな悩みを抱えている人は、ぜひ一度、このローマン・ルーム法を試してみてください。

「記憶の達人」たちが用いる記憶術:記憶対象を「人」と関連づける方法

上で紹介したローマン・ルーム法の他にも、記憶術は多数あります。
その中でも、記憶力を競う大会に出場するような「記憶の達人」たちが使用する、ある記憶術についてご紹介しましょう。

その記憶術とは、「人物、行動、対象」法
記憶対象を、よく見知った人物(あるいはイメージしやすい架空の人物)と、その行動に結び付けて記憶する方法です。

2008年にニューヨークで開催された「第11回全米記憶力選手権」の優勝者であるチェスター・サントスさん。
サントスさんは、トランプカードの並び順を覚える際に、次のような記憶術を用いたそうです。

例えば、ハートの7をテニスクラブの少女とし、クッションを持っているのがスペードのクイーン、クッションを洗っているのがスペードの7、という風に、人と行動をカードに関連づけるのだという。

記憶力はテクニック次第? 全米選手権に名人集結

同大会で上位を記録した米海軍情報部員のロニー・ホワイトさんも、「人物、行動、対象」法の実践者です。
ホワイトさんは数字を覚える際、知人の大佐のイメージを利用したと言います。

3けたの数字を頭の中で映像化し、これらを基地に関係する人物や建物に関連づけたという。例えば数字の228は、実際の体験に基づいた「堅物の大佐がネオン色の靴を履いているイメージ」だそうだ。

記憶力はテクニック次第? 全米選手権に名人集結

「人」に記憶対象を関連づけるこの記憶術は、「物」に記憶対象を関連づけるローマン・ルーム法と比べて、「動的なイメージ」を作りやすい特徴があります。
そうした「動的なイメージ」が複数集まれば、一つの「物語」を形成することができます。
それ単体では記憶に残りにくい事柄も、「物語」に内包してしまえば、記憶の定着率は大きく向上します。

私たちは、「10桁の数字を暗記しろ」と言われれば困難に感じますが、「最近読んだ小説や漫画の内容を述べろ」と言われれば、あらすじを思い出しながら話すことができます。
そのような「物語」を記憶しやすい人間の脳の特徴をうまく利用した記憶術が、この「人物、行動、対象」法だと言えるでしょう。

記憶力を上げる・鍛えるために有効な訓練方法とは

上述のローマン・ルーム法と、「人物、行動、対象」法。
どちらのテクニックにも共通する要素があります。
それは、「イメージ力」です。

記憶したい事柄を、いかに頭の中で鮮明にイメージできるか。
それこそが、物事を短時間で記憶し、定着させるための、ひいては記憶力を上げるためのキーポイントと言えるでしょう。

この「イメージ力」を鍛えるトレーニングとしても、上述の記憶術は、非常に効果的です。

これらの記憶術は、経験を積めば積むほど、より速く、より鮮明にイメージを結ぶことができるようになります。
熟練すれば、目にしたもの・耳にしたものが、自然とイメージとして脳内に焼きつくようになります。
この段階に至れば、瞬間的な記憶力や記憶の定着力は大きく改善し、「自分は記憶力が悪い」というコンプレックスも、雲散霧消していることでしょう。

自分は記憶力がない。
勉強がはかどらない。
仕事が覚えられない。

そのような悩みを抱えている人は、「イメージ力を鍛える・訓練する」ということを意識したうえで、上述の記憶術を実践してみてください。
状況の改善に、記憶術は即効性が期待できますし、長い目で見れば、記憶力の根本的な能力向上を図ることができます。

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